Webライターって高校生でもできるのかな?
もしできるのであれば、どうやって始めればいいのか知りたいな!
今年の夏頃に高校生のWebライターに仕事を振ったことがあるから、
高校生でもWebライターとして仕事できるよ!
ただ、社会人に比べて仕事を取りずらいところがネックだね。
今回は、Webライターとして高校生を採用した経緯と高校生がWebライターとして活動する方法について解説します。
高校生がWebライターをするメリットとデメリットについても解説しているので、該当する高校生の方はぜひチェックしてみてくださいね!
そもそもWebライターがどのような仕事なのかわからに人は、下記の記事でWebライターについて詳しく解説しています。
Webライターを募集して高校生を採用した理由
僕がディレクターとしてTwitterでWebライターの案件を募集したとき、下記のように高校生から応募が来ました。
じゅ、17歳!?
高校生だけど文章もしっかりしてるし、とりあえずテストで記事を書いてもらおうかな。
テスト記事は1文字0.5円、本採用が1文字1円の条件で記事を書いてもらったのですが、結果めちゃくちゃいい記事を書いてきてくれたので即採用しました。
彼は自身のブログを運営していたこともあり、わかりやすくて綺麗な文章だったのでかなり優秀でしたね。年齢とスキルは関係ないことを痛感しました。
高校生がWebライターの在宅バイトを見つけるのは難しい
結論から言うと、高校生がアルバイト採用でWebライターの仕事を見つけるのは難しいです。主な理由は下記の通り。
- IT企業は土日休みの会社が多い
- スキル職なので即戦力を求めている
- 労働時間が短すぎる
Webライターやプログラマーのような人材を採用しているIT企業は、カレンダー通りの休みであるところが多いので、土日祝しか休みのない高校生の生活と当てはらまらないことが多いです。
Webライターはスキル職なので、勤務し始めたその日から時給に見合った成果を上げることが難しいです。そのため、ライティングスキルがない場合は採用されることが厳しいでしょう。
反対に、飲食店や新聞配達のように入ったその日から役立てる仕事がある業種は
高校生のアルバイトを雇ってるよね。
また、土日を除くと放課後しか働けないので、労働可能時間が短いところも難しい理由のひとつです。
高校生がWebライターをやるメリット
- 学校と両立しやすい
- 高校卒業後も自分で稼げるスキルが身に付く
- 自分の責任で働くことを学べる
高校生がWebrライターをやることで、上記のようなメリットがあります。書く内容について詳しく解説します。
学校と両立しやすい
Webライターは、パソコンとインターネット環境さえあれば場所と時間問わずどこでも仕事できます。
高校生がお金を稼ぐ王道であるアルバイトは、学校終わりにアルバイト先まで向かう必要があったり、22時以降は働けなかったりとさまざまな制限があります。
Webライターであれば自宅で仕事できるので、アルバイト先へいく手間や出勤時間を気にする必要もありません。
高校卒業後も自分で稼げるスキルが身に付く
高校卒業後は、他県の大学・専門学校へ進学したり、就職したりと環境の変化が大きくなる人が多いかと思います。
時間と場所に縛られないWebライターであれば、大学に進学しても高校生の頃と同じく両立して仕事できます。
就職する場合は、案件を減らして副業として活動するのもいいですね。
このように、高校生という早い段階でWebライターとして活動することで、自分で稼げるスキルが身について選択の幅が広がります。
自分の責任で働くことを学べる
Webライターとしてクライアントから案件を貰った時点で、期限までに記事を書いて案件を納品する責任が生じます。
アルバイトであれば、仕事がうまくいかないときに周りが助けてくれます。しかし個人でWebライターとして活動する場合、うまくいかないときでも自分の力で書いて納品しなければなりません。
このように、仕事をもらった内容を自分の力で成し遂げる責任感を感じながら働く経験ができます。
高校生がWebライターをやるデメリット
- 大手のクラウドソーシングサイトを利用できない
- 社会人に比べて信用が薄い
- 収入が安定しない
高校生がWebrライターをやるデメリットは上記の通りです。書く内容について詳しく解説します。
大手のクラウドソーシングサイトを利用できない
ランサーズやクラウドワークスなどの大手クラウドソーシングサイトは、18歳未満だと利用できないので、高校生が上記サイトからWebライティング案件を受注できません。
ランサーズやクラウドワークスでは、ライティング案件の応募が盛んに行われています。これらのサービスを利用できないことで、案件を獲得する難易度が高くなります。
社会人に比べて信用が薄い
高校生から応募がくると、案件を募集する側は「高校生だけど、大丈夫かな?ちゃんと書いてくれるかな?」と若干不安になります。
僕も実際高校生に案件を依頼したけれど、
テスト記事を納品してもらうまでは疑心暗鬼だったなぁ
高校生はアルバイト以外で働いた経験のない人がほとんどなので、お願いした案件に責任を持って執筆してくれるのか気になるんですよね。
このように、社会人と比べると若干不安が残るので、案件を受注しづらい可能性があります。
とはいえ、ライティングについて勉強したり、自分でブログを作って運営して実績を作ることで僕が採用したように仕事をもらえる可能性は十分にあります。
収入が安定しない
アルバイトであれば、毎月働く時間や給料が明確にわかりますが、個人で行うWebライターは毎月貰える案件の量が異なることがよくあります。
クライアントの予算関係で案件が中断されることもあり、毎月安定した収入を得られるわけではありません。
毎月安定してお金を稼ぎたい高校生は、不安定なWebライターよりもアルバイトの方がおすすめです。
高校生が個人事業主としてWebライターになる方法
高校生がWebライターとして活動するには、個人事業主として企業や個人と業務委託契約を交わして働くことが現実的です。
アルバイトは時給制や日給制のところがほとんどですが、業務委託契約は完全歩合制になります。つまり、働いた時間分もらえるのではなく、納品した記事の分だけ報酬をもらえます。
高校生が個人事業主としてWebライターになる方法は下記の通りです。
- WordPressを使ってブログを開設する
- ブログで記事を書く練習をする
- ココナラ・SNSで案件に応募する
各内容について詳しく解説します。
WordPressを使ってブログを開設する
ブログには、アメブロやWixなどさまざまなブログ解説サービスがありますが、そのなかでもWordPressを選ぶ理由は下記の通りです。
- WordPressでブログを作る理由
- ・WordPressを使っている企業が多い
・案件以外にも自分のブログとして活用できる
企業が運営しているメディアはWordPressで作られていることが多く、WordPressへ記事を投稿できる人を採用条件に入れるところもあります。
また、WordPressで作ったブログを自分で運営することで、アフィリエイト報酬や広告費が発生するメディアを作ることも可能です。
ブログで記事を書く練習をする
記事を書く目的は、自分のライティングスキルをクライアントへアピールすることが目的です。
SEOライティングの案件で主流の案件は、企業のサービスやモノを紹介する記事の執筆です。
「ワイヤレスマウスのおすすめ10選」とか
「クレジットカードとデビットカードの違いとは?」
みたいな記事を見たことがありませんか?
このように、特定の商品について詳しく解説することを練習しよう!
まずは、自分が使っている身の回りの商品を、読者が購入したくなるように紹介するブログを書く練習から始めてみましょう。
ココナラ・SNSで案件に応募する
ココナラとは、自分のスキルを売りたい人と買いたい人がマッチングできるWebサービスです。ココナラには年齢制限がないので、未成年である高校生でも利用できます。
利用可能な年齢について
引用元:coconalaヘルプ
未成年者もご利用いただけます。
ただし、未成年者の会員登録は事前に親権者など法定代理人の同意が必要です。
反対に、ランサーズやクラウドワークスといった大手クラウドソーシングサイトは、18歳未満だと利用できません。
ブログを書いたあとは、ココナラに登録してWebライターを募集している人に営業してみましょう。
ココナラ以外にも高校生が利用できるクラウドソーシングサイトは存在するのですが、単価が低すぎて紹介する気にならなかったので省きます。
SNSでWebライターを募集している方に営業するのもおすすめです。なかでもTwitter上ではWebライター案件が頻繁に募集されています。
Twitterの検索欄に「Webライター募集」を入力することで、ライター募集のツイートを調べることができます。
しかし、Twitter経由で案件をもらう場合、相手の匿名性が高いので業務委託契約を結んで相手の名前や住所などを把握する必要があります。また、高校生の場合は保護者の同意書も必要です。
【裏ワザ】ライティングハックスを受講してコミュニティ内で仕事をもらう
ライティングハックスとは、株式会社スキルハックスが運営しているWebライターになるためのスキルを学べる講座。2020年に受講者1,000名を突破しており、信頼と実績の高さが魅力です。
ライティングハックスを受講すると、受講生限定のオンラインコミュニティへ参加できます。
オンラインコミュニティでは、ライティング案件の募集も行われているので、クラウドソーシングサイトを利用できない高校生でも案件を受注できる可能性が高くなります。
Webライターはこのような高校生におすすめ
Webライターがおすすめな高校生の特徴は下記の通りです。
- アルバイトしたいけれど接客などの人と関わるのが苦手
- 将来フリーランスとして活動することを考えている
- アルバイト先がなかなか見つからない
Webライターは、時間や場所に捉われず人と関わらずに働けることがメリット。そのため、人と関わるのが苦手な人や、近場でアルバイト先が見つからない高校生におすすめです。
また、高校生のうちからWebライターとして活動することで、卒業後にフリーランスとして働くための助走をつけられます。
この記事を見て疑問に感じるところがあれば、Twitter(@da_daiblog)で無料相談も受け付けているのでいつでも連絡してくださいね^ ^