Webライターの実態がひどいのは本当か?リアルな現状を徹底解説

Webライター
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「ライティング案件を納品したのに、未払いで逃げられた。ひどすぎる・・・」

「Webライターは年収が低くて儲からないらしいよ。」

Webライターという仕事に興味がある方のなかには、上記のようなことを聞いた方もいるのではないでしょうか?

僕はフリーランスのWebライターとして3年ほど活動しており、月の収入は20万前後です。今となってはひとりで食べていける額を稼げていますが、1年前は専業でやっているのに8万円くらいしか稼げないというひどい状態でした。

今回は、Webライターとして活動してきたなかでひどいと感じた出来事や、状態について忖度なしで書いていきます。

この記事を書いている人

LancersページのURL:https://www.lancers.jp/profile/machidai

この記事を読むことで、Webライターのリアルについて知ることができます。これからWebライターを始めてみたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

Webライターの実態がひどいと言われる理由は2つある

Webライターがひどいと言われているのは、対応がひどいクライアントとひどいWebライターがいるのが理由です。

ひどいクライアントとは
・報酬を支払わない
・音信不通になって飛ぶ
・自分都合でWebライターを扱う
ひどいWebライターとは
・納期直前で音信不通になって飛ぶ
・修正依頼しても何度も同じミスをする

ひどいクライアントとWebライターのリアルな口コミは下記の通りです。

webライターの闇を凝縮したような並びになってますが、Webライターに興味がある方には、このようなひどいことも起こる可能性があることを知ってほしいです。

Webライターを3年続けたなかでひどいと感じたこと

僕がWebライターをやっていてひどいと感じたことは下記の通りです。

  • ライティングのルールが厳しすぎる
  • 自己管理が大変
  • 収入が安定するまでに時間がかかる

各内容について詳しく解説します。

ライティングのルールが厳しすぎる

ライティング案件にはクライアントが決めたルールがあり、そのルール通りに執筆することが前提となります。

案件の中にはこのルールが厳しすぎて、なかなか記事を書き終えることができないこともあります。僕が担当した案件のなかで「これはちょっとひどくないか?」と感じたルールは下記の通りです。

  • コピペチェックツールの基準が厳しい
  • ですます調で同じ語尾を2回連続で書いてはいけない。体言止めも禁止。
  • 一文は必ず60文字以内で収める

コピペチェックツールとは、既存の記事と同じ文や表現がどれくらい含まれているのかチェックできるツールです。

コピペチェックツールのURL:https://ccd.cloud/

ライティング案件のなかには、コピペチェックツールを使って表現の類似度や一致率の基準が設けられていることもあります。

僕が過去に執筆していた格安SIMに関するメディアでは、このコピペチェックの基準が厳しくてルールもかなり多かったので、何度も記事を書き直してかなり疲弊していました。

格安SIMのようにどのメディアも書く内容が似通ってしまうジャンルだと、コピペチェック率も必然的に高くなるんですよね。結局こちらから継続しないことを伝えてこの案件は終わりました。

記事の質を担保するためにもある程度のルールは必要なのですが、ルールが厳しすぎる案件は自分に合わないと痛感した出来事でした。

自己管理が大変

Webライターはパソコンを使う仕事なので、インターネット上の誘惑に悩まされます。

ちょっと休憩するつもりでYouTubeを見てたら1時間経ってたり、Twitter触ってたら30分以上見ていたりするのはWebライターあるあるといっても過言ではありません。

インターネット上の娯楽で時間を潰されないように、時間管理してライターの仕事をしないと、パソコンに向かってる時間は長いのに全然進んでいないというひどい目に遭います。

僕がフリーのWebライターとして活動したなかで、収入が伸び悩んでいた一番の要因が自己管理の甘さでした。

収入が安定するのに時間がかかる

安定した収入が月20万円と仮定して、どれくらいの文字数を書かなければいけないのか文字単価別にまとめました。

  • 文字単価0.5円の場合:月に40万文字(副業だと不可能。専業でも超キツイ)
  • 文字単価1円の場合:月に20万文字(副業だとほぼ不可能。専業でも結構キツイ)
  • 文字単価2円の場合:月に10万文字(副業だときついけれど可能ではある。専業だと少しゆとりあり)

文字単価1円の案件は、Webライター未経験からでも1ヶ月ほどで受注することが可能です。しかし文字単価2円以上の案件になると、専門的な資格や知識を活かしたライティング案件が多くなります。

たとえば、金融系の案件であればFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っている方限定だったり、医療系の案件だと薬機法の知識がある人限定ということもあります。

ほかにも、SEOに配慮した構成や画像の選定、WordPressへの入稿作業など、ライティング以外の業務も担当できる方の募集が多くなります。

ライターとしての実績やできることを増やしつつ、文字単価2円以上の案件を獲得するまでに1年以上かかりました。その間は専業ライターなのに月に10万も稼げなくて貯金を崩しながら生活するというひどい状況だったのです。

Webライターでひどい目に遭わないための対処法

これからWebライターとして活動したいと考えている方が、ライターになってひどい目に遭わないための対象方をまとめました。

  • ライターで得られる収入額の期待値を上げない
  • SNSで募集している案件は要注意
  • 初心者歓迎を強調した案件に手を出さない
  • 単価の低すぎるテストライティングは受けない

順に詳しく解説します。

ライターで得られる収入額の期待値を上げない

SNSでたまに「Webライターで月100万達成しました!」「特別なスキルのない主婦の私が、Webライターを始めて今月は30万円超えました」という投稿を見たことがある方もいるのではないでしょうか。

上記のような投稿でWebライターに興味を持って始めても、ほぼ100%挫折します。

これまでに消化したWebライター界隈のひどい現状を見てもわかる通り、クライアントが飛んだりなかなか単価が上がらなかったりとうまくいかないことの方が多いのが現実です。

とはいえ、月5〜10万円であれば、毎日コツコツ地道に勉強と案件への応募を繰り返すことで、専業主婦や副業、本業関わらず十分実現可能です。

あまりWebライターで稼げる額に夢を見ず、できることを少しずつ増やしていきましょう。

SNSで募集している案件は要注意

TwitterやInstagramなどのSNSで募集している案件は、クライアントがアカウントを消して飛ぶ可能性があるので要注意です。

SNSに投稿されている案件に応募する場合は、投稿者のフォロワー数とフォロワーの質、投稿の数をチェックしましょう。

飛ぶ可能性の高いアカウントは、フォロワーやツイートが少なくて資産性のないアカウントの場合がほとんどです。

反対に、ツイートやフォロアーが多いと、日常的に使っていて信用のあるアカウントなので、アカウントを消して飛ぶ方がリスクが高いということになります。

初心者歓迎を強調した案件に手を出さない

上記のように「初心者歓迎」や「案件を通して上達をサポートします」という案件は高確率で地雷案件です。

初心者のライターは工数が多くても文句を言わなかったり、何度修正依頼してもやってくれたりと扱いやすいと考えているクライアントもなかには存在します。

なかには下記のように、文字単価1円と記載しているのに実際の内容が全く違う案件も存在します。

ライターを始めたばかりだと「初心者歓迎」という安心できるワードに惹かれることもあるかもしれません。

しかし、地雷の案件で時間をかけて執筆して極小の収益を得るよりも、最低限労働に見合った収益(初心者なら文字単価0.5〜1円くらい)の案件を探した方が長期的に考えてもおすすめです。

単価の低すぎるテストライティングは受けない

単価の低すぎるテストライティングとは、下記のように本採用のよりも半分以上低い文字単価のことを指します。

この案件はおそらく地雷案件でして、タイトルでは文字単価1円と記載しているのですが、募集内容では0.5〜1円と表示されています。

だーだい
だーだい

文字単価1円って書いてるのに、0.5円で依頼する匂いがするね

テストライティングに関しては5000文字で1000円なので、文字単価0.2円の計算になります。

このようにテストライティングの単価が低すぎる案件は、下記のようにテストで記事を書かせて合格させないクライアントである可能性が高いのです。

僕の経験談だと、文字単価の低い案件のクライアントに限って、記事を書いたあとに「この情報も追加してください」という事前に伝えられていない業務を追加することがあります。

Webライターを始めたばかりだと、なかなか案件が取れなくて焦ったり、勉強方法がわからなかったりと色々な迷いが頭の中でぐるぐるします。

そんな状況の方ほど簡単に獲得できそうな案件に手を伸ばして消耗します。クライアントからひどい扱いを受けないように、妥協しない案件選びを心がけましょうね。

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