Webライターについて調べていたら「Webライター やめとけ」というキーワードがおすすめに出てくるんだけど、やめといたほうがいい事実があるのかな?
Webライターやってみたいと思っているから気になるなぁ
上記のように考えている方も多いのではないでしょうか。
僕はWebライターとして独立して3年目になるのですが、確かにWebライターをやっていて
「こういう人はWebライター向いてないからやめといた方がいいかもなぁ」
「もうWebライター辞めたいなぁ」
と感じる瞬間がよくあります。
この記事では、僕の実体験を通して解説します。
今回は、Webライターの仕事はやめとけと言われている理由と、Webライターに向いている人の特徴について解説します。
- この記事を書いている人
LancersのURL:https://www.lancers.jp/profile/machidai
この記事を読むことで、Webライターはやめとけと言われている理由と、どのような人が向いているのかわかります。
Webライターに興味がある人はぜひチェックしてみてください。
Webライターという仕事はあまりおすすめできない
私はWebライターとして3年ほど活動していますが、Webライターが本職として成り立つまでに1年ほどかかりました。
どうしてもパソコン一台で稼いで自由に生きたかったので、本職として成り立つまでは貯金を崩しつつ、家賃3万円のシェアハウスに住みながらギリギリの生活をしていました。
そのため、Webライターで簡単に独立できると思っている方や、文字を書くだけで稼げると思っている方にはあまりおすすめできません。どうせ挫折します。
空いた時間を利用して手軽に稼ぎたいのであれば、アルバイトが一番適しています。
Webライターはやめとけと言われている6つの理由
Webライターはやめとけと言われている理由は下記の通りです。
- 収入が安定しない
- 労働に見合った時給を稼ぐまでに長期間がかかる
- 全て自己責任
- 詐欺案件に当たることがある
- ライティング以外にやるべきことがある
- 仕様書のルールが厳しすぎることがある
各内容について詳しく解説します。
収入が安定しない
Webライターを副業で始める場合、業務委託契約になることがほとんどです。業務委託は受注した案件分の働きをすることで報酬を得る契約内容なので、契約先の都合で仕事がなくなることがよくあります。
特にWebライターの場合、クライアントが求める本数分の記事を執筆した時点で契約終了になることもあります。
ほかにも、クライアントに資金がなくて契約解除になることもあります。そのため、Webライターは常に複数の案件を抱えている方がほとんどです。
上記のように案件の移り変わりが激しいので、収入を安定させるのが難しいという特徴があります。
労働に見合った時給を稼ぐまでに長期間がかかる
時給1,000円を労働に見合った時給と仮定した場合、実現するのに1年以上かかることもあります。もちろんその人によって稼げるようになるペースは異なりますが、僕は1年以上かかりました。
時給1,000円稼げるようになるのが難しい理由は「始めたばかりは文字単価が低いこと」と「リサーチに時間がかかること」です。
文字単価が高くても、リサーチに時間がかかると時給単価が下がります。文字単価が低いと時給を上げるのに多くの文字数が必要です。
上記のジレンマは、Webライターとして執筆経験を重ねることと、案件のルールに慣れることで解消されます。そこまで頑張れると、労働に見合った時給を稼げるようになるのです。
全て自己責任
Webライターとして案件を受注すると下記のような責任を負い、クライアントが納得する記事を納品するまでの出来事が全て自己責任になります。
- 納期遅れ
- リライト業務
- 体調管理
アルバイトや社員として雇用されている場合は上司や同僚がサポートしてくれますが、業務委託契約であるWebライターは全て自己責任になります。
詐欺案件に当たることがある
Webライター界隈には、ライティング案件の応募という名目で情報商材の販売へ誘導したり、募集内容とテーマや内容が違うという詐欺のような案件も存在します。
2年前、クラウドワークスで、ライティング案件に応募したら📝
— あやはな🌼コピーライター (@ayahanawriter) May 15, 2020
お仕事の説明会を共同でやるという名目で、LINEグループに入れられ、ネットビジネスとは?のTel講義をうけさせられました。(⇒高額塾に誘導)
詐欺と気づき、即切りました😣
みなさんクラウドソーシングを使うときは、気をつけましょう👈
聞いていた話と違うって、私もしばしばある。ライティング案件とか、依頼するという話だったのに違うとか、時間泥棒。
— ビリヤードはじめました! (@billiards201702) February 20, 2019
案件受けた後に、テーマが変わるという詐欺みたいなことも。
西野亮廣 「約束」
⇒ https://t.co/3iGJDC41kx #アメブロ @ameba_officialさんから
僕は詐欺案件に当たったことがないですが、真剣に応募したのに詐欺案件だったらうんざりしますよね。
Webライターという仕事の認知度が上がってきたことにより、それを餌に詐欺活動や搾取するクライアントが一定数いるのは確かです。
詐欺に遭った人からすると
Webライター界隈はやばいからやめといた方がいいと思うだろうなぁ
特にWebライター活動を初めて間もない、どうしても初案件が欲しい初心者の方をターゲットとする詐欺案件が多いので要注意です。
ライティング以外にやるべきことがある
「Webライター」のイメージとして、ひたすら文章を書くというイメージを持っている方も多いかと思います。
しかし実際は、文字を書く時間よりも書く内容を調べる時間の方が多いです。
個人的な実感だけど
6割が調べる時間で、書く時間が4割くらいかな!
調べる時間は、担当する記事に関する前提知識の深さによっても変わります。なかには、情報もとのURLを提示することをルールとしているクライアントもいます。
ほかにも、記事に添付する画像の剪定や、記事のコピペ率を測るツールで測定するなど記事を書く以外にもいくつかやるべきことがあります。
Webライターの報酬は「文字数×単価」で評価されるため
「文字を書く以外の作業をなぜ自分がやらなければいけないのか?」
と感じる方はWebライターとして活動するのはやめておいた方がいいでしょう。
仕様書のルールが厳しすぎることがある
ライティング案件のほとんどは「このルールに沿って書いてください」という仕様書をクライアントから指定されます。
仕様書は別名で「レギュレーション」と呼ばれており、案件のなかにはレギュレーションが厳しすぎることもあります。
レギュレーションが厳しすぎると、書ける表現が限られたりチェックすべきことが増えたりしてストレスに感じることがあります。
僕もレギュレーションが厳しすぎるという理由で
契約を解除したことがあるよ!
僕が実際に担当し、嫌すぎて契約解除した厳しすぎるルールの一例は下記の通りです。
- コピペチェックツールのコピペ率〇〇%以下で書いてください
- 「です・ます」調で語尾が連続しないように書いてください。体言止めは禁止です。
- 1文は必ず60文字以内で収めてください。
かける内容が制限されると、必然的に表現内容も制限されるのでコピペ率が高くなります。記事を書き終わったのにコピペ率が高いという理由で記事を1時間くらい微調整したこともありました。
あと、ですます調で語尾を連続してはいけないのに、体言止め禁止なのは個人的にかなり厳しかったです。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、決して案件元が悪いわけではなく、僕との相性が悪かったのでこちらから契約を解除するという形になりました。
このときの僕はまさに「Webライターもう辞めたいな・・・」と思っていましたね。
ルールが厳しすぎてどうしても無理な案件はこちらから断ってもOK!
広い目で色々な案件を探して、自分に合ったものに挑戦しよう!
Webライターに向いている人の特徴
Webライターはやめといがほういいという理由だけでなく、逆にWebライターがぴったりな人もいます。Webライターがおすすめな人は下記の通りです。
- 絶対会社に勤めたくない人
- 特定の理由で外に勤めることができない人
- 意味を調べたり文章を書いたりするのが好きな人
各内容について詳しく解説します。
絶対会社に勤めたくない人
僕は絶対に会社へ勤めたくなくてWebライターになりました。
会社に勤めずに自分で稼いで生きていくには、市場価値のあるスキルを身につけて企業や個人から仕事をとる必要があります。
その中でも、Webライターは専門的なツールを購入しなくてもできるので、パソコンが苦手な方や初めて副業する方にぴったりです。
ほかにも動画編集やWeb制作のようなスキルがありますが、編集ツールを購入したりスキルを身につけるまで3ヶ月以上かかることもあります。
Webライターは労働に見合った時給を稼ぐまでに長期間がかかりますが、パソコンさえあれば数ヶ月間の学習時間やツールを購入せず挑戦できます。
近い将来会社を辞めたい方や、パソコンに苦手意識があるけれど副業に挑戦したい方はWebライターから始めることがおすすめです。
特定の理由で外に勤めることができない人
・うつ病
・育児中の主婦
・人と働くのが極端に苦手
上記のように、さまざまな理由で決まった時間に通勤して働くことが困難な方もいます。
Webライターであれば記事の納期までに書けばいいので、自分の体調に合わせて起きる時間や働く時間を決められます。
たとえば、1記事3,000文字で納期3日の案件を受注すれば、1日1,000文字ペースで書けば間に合います。
Webライターを始めたばかりだと1,000文字書くのも一苦労ですが、ほかのスキルに比べるとハードルはかなり下がります。
なかには1記事の納期が1週間の案件もあります。このことから、Webライターは自分の生活リズムが最重視される方にぴったりの仕事なのがわかります。
意味を調べたり文章を書いたりするのが好きな人
Webライターの仕事は約5〜7割が、記事を書くために意味や特徴を調べるリサーチ業務になります。
自分があまり知らないジャンルのライティング案件を請け負うときは、情報を調べる時間が多くなります。
たとえば「ゴルフアイアン おすすめ」という内容で記事を書く案件だと、ゴルフを知らない場合は「アイアン」について調べるところからはじめます。
このようにWebライターは、特定ジャンルの意味を調べて文章にすることが多いので、調べ物をしたり文章を書いたりするのが好きな人が向いている仕事です。
こんな人は向いていないからWebライターするのやめとけ
下記に該当する方は、Webライターに向いていないのでやめておきましょう。
- 楽して稼げると思っている
- 勉強せず誰でもできると思っている
- 文字数さえかければいいと思っている
- 単純作業が苦痛
各内容を詳しく解説します。
楽して稼げると思っている
正直いうと、Webライターは比較的楽な仕事だと思います。しかし、稼ぐのは楽ではありません。
普段使っている日本語を使って文章を書く仕事なので、基本的なライティング方法を学ぶのも月単位の時間を必要とせず、Webライターを初めた月に5万円以上稼ぐことも全然可能です。
しかし、Webライターだけで生計を立てられるほど稼ぐためには、高単価の案件に対応できる文章力や専門知識が求められます。
たとえば、1文字1円の案件しかとれない場合、月に20万円稼ぐには20万文字以上必要になります。さらにリサーチ時間も加わるので、稼ぐためには単価の高い案件を目指し続ける必要があるのです。
勉強せず誰でもできると思っている
Webライターになるには、下記項目についての知識やスキルが求められます。
- SEOライティング
- WordPressの使い方
- 読まれるライティング手法
- わかりやすく説明する方法
Webライターを始めるハードは低いですが、上記の項目について学習しないとなかなか案件を獲得できません。
学習方法は独学やオンラインスクール、オンラインサロンなどで学べますが、初めは「SEOライティング 書き方」というようにGoogleで検索して無料で独学するのがおすすめです。
自分で調べてスキルを身につけたり、問題を解決することができないとWebライターは厳しいので、検索して勉強するのが面倒な方はやめておいたほうがいいでしょう。
文字数さえ書ければいいと思っている
文字数稼ぎの文章は、クライアントにひと目で見破られます。そして、そのような方は継続して案件をもら得なくなるので、文字をたくさん書けば書くほど稼げるというものではありません。
逆に、短い文章で読者に正しい情報を伝えられる方が価値の高いライターであり、クライアントからの案件も途絶えず長く活躍できます。
単純作業が苦痛
Webライターの仕事は地味な作業のオンパレードです。クライアントから提示された内容について調べて自分で理解し、読者にわかりやすい形で文章にすることをひたすら繰り返します。
「調べる→書く→調べる→書く」を淡々と繰り返すので、ずっと座って作業するのが苦手な方や、単純作業自体が苦痛に感じる方には向いていないのでやめといたほうがいいでしょう。
「Webライターはやめとけ」を解決するならライティングハックスがおすすめ
ライティングハックス(Writing Hacks)とは、完全オンラインでライティングスキルを身につけられるスクールです。
ライティングハックスを受講することで、Webライターはやめとけと言われる原因のほとんどを解決できます。
- Webライターはやめとけといわれる原因と解決方法
- ・収入が安定しない→ライティングハックス受講生限定の案件共有のコミュニティに参加できる
・労働に見合った時給を稼ぐまでに長期間がかかる→スクールで学ぶことにより、時給相応の案件を獲得できるスキルと営業術を身につけられる
・全て自己責任→解決できない。これはしょうがない。
・詐欺案件に当たることがある→ライティングハックスの案件共有のコミュニティで安全な案件を獲得できる
・ライティング以外にやるべきことがある→解決できない。これはしょうがない。
・仕様書のルールが厳しすぎることがある→解決できない。これはしょうがない。
Webライティングスキルを学べてコミュニティに参加できるライティングハックスを利用することで、Webライターはやめとけと言われている原因をいくつか解決できます。
Webライターは独学でもなれるので、スクールに通うことが必須ではありません。
とはいえ、スクールで体系化されているライティングスキルを学び、コミュニティで横のつながりを作ったり、安全な案件を獲得したりすることでスムーズにWebライターとしてのキャリアを進められるのも確かです。
Webライターはやめといた方がいいという意見や事実はいくつかありますが、それでもやりたいという方は一緒に頑張っていきましょう^ ^