Webライターって良い評判や悪い評判のどっちもあるんだけど、向き不向きとかあるのかな?
自分がWebライターに向いているのか向いていないのか知りたいな。
上記のような方に向けて、今回はWebライターに向いている人と向いていない人の特徴について紹介します。
Webライターの向き不向きを知ることでどのような仕事なのか理解できます。また、向いていない特徴が多い方でも、対策を考えることでWebライターとして活躍できる方法についても解説します。
- この記事を書いている人
LancersのURL:https://www.lancers.jp/profile/machidai
僕はWebライターとして今年の6月で4年目になるのですが、下記の記事でも書いたように、そもそも文字を書くのが好きではなくてWebライターに向いていない人間でした。
僕のようにWebライターに向いていない特徴を持っている方でもWebライターとして活躍できる方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Webライターに向いてない人の特徴5つ
- 向いていない人の特徴
- ・好奇心が薄い
・頭を使わずに働きたい
・長時間座って作業できない
・自分を表現したい
・人と一緒に働くことが好き
・初月から10万円以上稼ぎたい
・大雑把な性格な人
好奇心が薄い
自分が書きたいジャンルの案件が見つからない場合、収入を得るために知識のないジャンルの案件を担当することもあります。むしろそっちの方が多いのが実情です。
好奇心が薄くて関心のあること以外に興味を示せない方だと、初めて挑戦するジャンルのリサーチと執筆が苦痛で挫折する可能性が高いです。
たとえば、お金関係やガジェットのに関心がある方でも、該当する案件がなければゴルフに関する記事のように関心のないメディアへ応募することもあります。(僕の実体験です)
好奇心旺盛であれば、書いていくうちに知識が増えて楽しく感じますが、好奇心が薄い方にとっては苦痛かもしれません。
頭を使わずに働きたい
Webライターは読者が読みやすい構成で、理解しやすい文章を書くことが大前提です。読者が求めている情報をリサーチして想定し、疑問が残らないようわかりやすく記事を書く必要があります。
また、前提知識が少ないジャンルの記事を書く場合、自分で調べて内容を理解し、わかりやすく記事を書く必要があります。
このように、記事を書くときは頭をフル回転させながら文字を書くので、ただ文章を書くだけの仕事だと考えている方には向いていません。
長時間座って作業できない
Webライターはパソコンだけで完結する仕事なので、基本的に座った状態で手と頭を動かすだけで収入を得ることができます。
良くも悪くも体を動かさない仕事なので、長時間座ってパソコン画面を見ることが苦手な人には向いていない業務形態といえます。
とはいえ、下記のようにこまめに動くことで長時間座ることを解消することも可能です。
- スタンディングデスクを使う
- 気分転換に散歩する
- スタバはマクドナルドなどの家以外で作業する
僕も長時間座るのが苦手なので向いていない体質なのですが、上記の対策を実行することでストレスなくライターとして活動できています。
自分を表現したい
Webライターは、読者が調べた理由を解決するために根拠のある文章を書く必要があります。
根拠のある文章とは、メーカーや大手企業が運営しているサイトなど、信頼性の高いメディアから情報を調べ、それを元に記事を書くことです。
自分の視点や経験などの主観で書くと、信憑性に欠ける記事になってしまいます。信憑性に欠ける記事で読者にデメリットが生じると、その記事を作成したメディアの評判が落ちるのです。
そのため、自分の価値観や人生経験、考え方などを文章で発信したい方はWebライターに向いていないと考えられます。
例外として、自分の経験を発信するコラムライターであれば自分を表現することが強みになります。
Webライターの種類によって向き不向きが変わることもあるね!
人と一緒に働くことが好きな人
ライティング案件にもよりますが、Webライターの仕事はクライアントとテキストを使ったコミュニケーションで仕事を進めることがよくあります。
テキスト中心で仕事が完結するので、人と話すこともなければ会うこともなく働けます。そのため、人とコミュニケーションをとりながら働きたい人には向いていません。
例外として、人と話した内容をまとめるインタビュー記事は人と関わることが主になります。
とはいえ、基本的にひとりで仕事を進めていくと考えておいた方がいいでしょう。
初月から月10万円以上稼ぎたい人
Webライターを始めたばかりで実績がない状態だと、文字単価の低い案件しか受注できないので10万円以上稼ぐことは結構厳しいです。
- Webライターで月10万円稼ぐ作業量
- ・文字単価0.5円の場合:20万文字(1日あたり約6,666文字)
・文字単価1円の場合:10万文字(1日あたり約3,333文字)
・文字単価1.5円の場合:6万6千666文字(1日あたり約2,222文字)
・文字単価2円の場合:5万文字(1日あたり約1,666文字)
文字単価はライティングスキルや実績、営業によって徐々に上がっていきます。
個人の経験ですが、Webライターとして活動した初月で目指せる文字単価は1円が平均的です。
理屈だけで考えると、1日3,333円書けば月10万円稼げます。しかし、案件を獲得できるかどうかや、どれだけの記事数を書かせてくれるのかメディアによって異なります。
初級者ライターは高単価の案件を獲得しにくいことや、継続してもらえる案件の安定性がないので初月からガッツリ稼ぐことは難しい仕事なのです。
上記の理由により、Webライターは初月から10万以上ガッツリ稼ぎたい人には向いていません。
Webライターに向いている人の特徴5つ
知らないことを調べることが好き
Webライターの仕事で使う時間は、半分以上がリサーチになることがよくあります。特にあまり詳しくないジャンルだと、7割がリサーチになることもあります。
それくらい調べる時間が多いので、知らないことを調べることが苦ではない人や、調べて納得することでスッキリする人はWebライターに向いています。
どうしても在宅で働きたい
専業主婦でなかなか外で働く時間を作れない方や、精神的な疾患で出勤することが難しい方など、どうしても在宅で働きたい状況の方はWebライターに向いています。
ほかにも動画編集やプログラミングなどが挙げられますが、動画編集はスペックの高いPCやソフトを購入する必要があり、プログラミングは独学だけで独立するハードルが高いのがネックです。
Webライターは最低限のスペックを備えたPCであればできます。最低限というのは、CPUがCore i3以上、メモリが4GB以上、ストレージがHDDの512以上であれば問題ありません。
上記のスペックであれば、メルカリで3〜4万、
新品でも6〜7万円ほどで購入できるよ!
また、在宅で時間に縛られずに働けるならどんな仕事でもする!!という方であれば、スキル職の中でも「0→1」の結果が出しやすいWebライターがぴったりです。
責任感が強い
責任感が強い人はWebライターとしていい仕事ができます。
ライティング案件のなかには、仕様書で書き方を細かく指定するところもあるので、納品前に記事を読み返したり、仕様書を見て確認することが大事です。
責任感が強い方であれば、自分の書いた記事を再度確認したり、誤字脱字ないかチェックして責任を持って納品できるはず。この最後の一手間で記事のクオリティが決まります。
僕が案件を依頼したときに実感したことだけど、
誤字脱字や仕様書通りに書かないで納品する人はザラにいるよ。
だからこそ、自分の書いた記事に責任を持って最終チェックをする人は信頼されるんだ!
好奇心旺盛
自分が得意なジャンルのライティング案件が見つからない場合、収入のためにあまり知識のないジャンルへ応募することがあります。
好知識のないジャンルでも興味を持つことができて、知っていることが増えることに喜びを感じられる好奇心旺盛な人はWebライターに向いています。
ひとり時間が好き
Webライターの仕事は、パソコンを使ってひとりで仕事を進めることが基本です。
仕事柄ひとりで黙々と働く時間が長くなるので、ひとりでいる時間が好きな人に向いています。
Webライターが本業の場合、1日中誰とも話さずひとりで仕事することもあります。
僕はひとりで仕事をする時間と、誰かと話す時間を作るために
シェアハウスに住みながら働いてるよ!
僕はWebライターに向いていなくてもライターになった
前提として、「Webライターに向いていない=できない」ではありません。
僕は現在Webライターとして2年以上活動していますが、Webライターに向いていない下記の特徴を持っています。
- 長時間座って作業できない
- 自分を表現したい
- 人と一緒に働くことが好き
それでもWebライターとして活動しているのは「会社に属さずパソコンひとつでどこでも働けるから」という理由だけです。
自分が好きな働き方を実現できるなら、
適性がない仕事でもやってやる!!
という脳筋丸出しの思考でWebライターを始めました。
Webライターに向いていない人でも、勉強と案件を繰り返すことで適性やスキルが身につきます。
やってみたいという好奇心がある方は、まず勉強から始めてみることがおすすめです。
Webライターになるためにやるべきこと
Webライターになるためには「自分の特徴を理解して対策を練る」、「失敗しないための環境づくり」の2つが大切です。各内容について詳しく解説します。
自分の特徴を理解して対策を練る
自分が該当する「向いていない人の特徴」を書き出して対策方法を見つけることで、自分に合ったスタイルでWebライターとして働く方法を見つけられます。
- 向いていない人の特徴と対策の例
- ・好奇心が薄い→やりたい案件だけ挑戦して、適度にWebライター活動する。
・頭を使わずに働きたい→解決不可能
・長時間座って作業できない→カフェやコワーキングスペースへ移動して働く。
・自分を表現したい→自分を表現できるコラムライターを目指す。
・人と一緒に働くことが好き→Webライターのオンラインサロンへ参加したり、シェアハウスに住んだりして人と関われる環境を作る
・初月から10万円以上稼ぎたい→厳しい
上記のように、向いていない特徴に対しての解決策を作ることで、特徴に関わらずWebライターとして活動できます。
僕の場合は、下記の方法でWebライターに向いていない部分を対策しています。
- 長時間座って作業できない→毎日1回はスタバかマクドナルドへ行って作業。
- 自分を表現したい→ブログやSNS、Noteで自己表現している
- 人と一緒に働くことが好き→シェアハウスに住むことで、住民と一緒に作業したりしている
Webライターに向いていなくて諦める前に対策方法を探してみてくださいね^ ^
失敗しないための環境づくり
Webライターとして活動し続けるには、下記の環境を整えることが大切です。
- Webライター業務に集中できる環境(作業道具のパソコンや、快適に利用できる机や椅子)
- モチベーションが上がらなかったり、しんどいときを乗り越えられる環境
Webライター業務に集中できる環境とは、作業道具のパソコンや、快適に利用できる机や椅子などを指します。
また、家で作業が捗らない方は、近くにあるカフェを把握したりコワーキングスペースを契約したりして、集中できる環境を作るのもおすすめです。
Webライターとして活動していくなかで、モチベーションが上がらない日やうまくいかなくてしんどくなる日も必ずあります。
そんなとき、自分と同じくWebライターとして挑戦している人と繋がれる環境を作ることで、モチベーションを高めたりつらいときでも頑張れる活力になります。
同じ境遇のWebライターと繋がるのにおすすめなのが、オンラインサロンやライターのスクールです。
ライターのオンラインスクールで有名なところは「ライター組合(月額2,480円)」と「【らいく】ライター育成オンラインサロン(月額1,000円)」です。