結論:人による
ワーホリへ友達と行く場合とひとりで行く場合のどちらにも、メリットとデメリットがあります。
- 友達と行くメリット
- ・友達と一緒だと心強い
・やりたいことにチャレンジしやすい
- ひとりで行くメリット
- ・頼れる人がいないので行動せざるを得ない
・ひとりなので自由気ままに行動できる
- 友達と行くデメリット
- ・英語の上達が遅くなる
・自由に行動しづらくなる
・仲が悪くなることも
・同じシェアハウスへ住めない可能性がある
- ひとりで行くデメリット
- ・心細くなることがある
・何かあったときに頼れる人がいない
各メリットとデメリットをどれだけ大きく感じるかは、その人次第です。なので各メリット・デメリットの内容を自分にあてはめて判断することがおすすめです。
各メリット・デメリットの詳細について詳しく解説します。
ワーホリへ友達と行くメリット
- 友達と一緒だと心強い
- やりたいことにチャレンジしやすい
友達と一緒だと心強い
友達と一緒だと、ひとりで行くのに比べて新しい国での生活に安心感があります。異国の地での生活は不安がつきものですが、友達と一緒ならお互いに支え合うことができるでしょう。
たとえば、ワーホリ生活中に学校や仕事場でトラブルが起きて落ち込んでいるときでも、馴染みのある友達がいれば話を聞いてもらい気持ちを立て直すことができます。
このように、友達と一緒にワーホリへ行くと困難な状況でも乗り越えやすくなるのがメリットです。
やりたいことにチャレンジしやすい
友達と一緒にワーホリへ行くと、お互いに励まし合いながら積極的に新しい体験に取り組むめるのがメリットです。
ひとりで誰も知らない土地や交流の場へ行くことには勇気がいりますが、友達と一緒であればひとりの時よりチャレンジする勇気が湧いてきます。
例えば現地でカフェ会などのさまざまなイベントを開催しているミートアップ(https://www.meetup.com/en-AU/find/australia/)へ参加することなどが挙げられます。
僕もひとりで誰も知らないイベントへ行くのが恐いという思いは沢山しました。その際はシェアメイトを誘って一緒にイベントへ参加したりもしたので、ワーホリ先に頼れる友達がいるのは心強いですよ!
ワーホリへ友達と行くデメリット
- 英語の上達が遅くなる
- 自由に行動しづらくなる
- 仲が悪くなることも
- 同じシェアハウスへ住めない可能性がある
英語の上達が遅くなる
友達と一緒に行くと日本語での会話が中心になり、英語の上達が遅れる可能性があります。
英語は現地の人や外国人と積極的にコミュニケーションを取ることで身に付きます。友達といることでその機会が不足するかもしれません。
自由に行動しづらくなる
友達と行動を共にすることで、自分の好きなように行動する自由が制限されることがあります。意見の違いから行動範囲が狭まるかもしれません。
このように友達といることで、自分のやりたいことを優先するのが難しくなることがあります。意見の相違が原因で計画が思い通りに進まないこともあるでしょう。
仲が悪くなることも
ワーホリ生活ではいろいろな選択に迫られることや苦難もあります。意見の相違や生活習慣の違いが原因で、関係が悪化する可能性も考えられます。
友達と長期間一緒にいることで些細なことからストレスが溜まり、関係がぎくしゃくする可能性があるのもデメリット。互いのストレスが溜まると、友人関係に悪影響を及ぼすことがあります。
同じシェアハウスに住めない可能性がある
入りたいシェアハウスの空きが残り1つの場合、友達と一緒だと一方が諦めないといけません。私がオーストラリアに住んでいた時のシェアメイトがそのような経験をしていました。
友達と同じ場所に住むことができない場合、お互いに別々の場所で生活することになります。これが原因で友人関係に悪影響を及ぼすことも考えられます。
ひとりでワーホリへ行くメリット
- 頼れる人がいないので行動せざるを得ない
- ひとりなので自由気ままに行動できる
頼れる人がいないので行動せざるを得ない
ひとりでワーホリへ行くと自分以外に頼れる人がいないため、自ら行動せざるを得なくなります。たとえば語学学校の手続きやシェアハウス探しなど、すべて自分で行わなければなりません。
これらの行動は友達と一緒の方が楽だし安心して対応できますが、ひとりでやることによって行動力と自分の力で問題を解決する力が高まります。
新しい土地で自分の力で頑張りたいという方にとっては、行動せざるを得ない環境を作るという意味でひとりで行くことがおすすめです。
ひとりなので自由気ままに行動できる
友達と一緒にいると行動が制限されることがありますが、ひとりであれば自分のペースで好きなことを楽しめるのがメリットです。
例えば行きたい場所や参加したいイベントに自由に行くことができ、自分の興味に従って生活を楽しめます。結果として自分の時間を最大限に活用できるのです。
ひとりでワーホリへ行くデメリット
- 心細くなることがある
- 何かあったときに頼れる人がいない
心細くなることがある
初めての環境や文化に慣れるまでは、不安や孤独を感じることが多々あります。僕がワーホリ先で心細く感じたシーンは下記の通り。
- ノープランでワーホリへ来て、とりあえず止まったバックパッカーホステルで今後どうしたらいいのか悩んでいた時
- 現地で新しい友達ができるまでの全期間
- 英語力が低すぎてシェアメイトとの集まりに参加できず、部屋でずっと過ごしていた時
上記のように、新しい土地で色々話せる友人と出会うまでは心細くなることがよくありました。
ワーホリの初期は心細くなる瞬間が多いです。友人と一緒にワーホリへ行くと、その期間を安心して過ごせるのはメリットですね!
何かあったときに頼れる人がいない
ワーホリへひとりで行くと、トラブルが発生したときに頼れる人がいないというリスクがあります。病気や事故などの緊急事態に直面した際に、誰かの助けをすぐに得ることが難しくなります。
例えば病気で動けなくなった場合、ひとりで医療機関に行くのは大変です。このような状況に備えて、緊急連絡先やサポート体制を事前に整えておくことが必要です。
ワーホリへ友達と行く人が気を付けるべきこと
ワーホリへ友達と行く人は、「一緒にいる期間は初めだけ」と「お互いの行動にあまり干渉しない」ことに気を付けることで快適にワーホリ生活を送れます。
一緒にワーホリへ来たからといって、最後まで友達と一緒にいる必要はないと思います。それぞれ異なる目的があるのであれば、はじめの不安な時期だけ一緒にいて、あとはそれぞれのワーホリ生活へ進んでいくのが理想ではないでしょうか。
また、友達と一緒に行く場合でも自分の成長や体験を重視するために、お互いに自立した時間を持つことが大切です。
友達と一緒にワーホリへ行くことのデメリットを軽減するためにも、事前にお互いの期待や計画を話し合い、トラブルを避けるためのルールを設定するのがおすすめです。
友達とワーホリへ行くのはこんな人がおすすめ
友達とワーホリへ行くのがおすすめなのはこんな人です。
- できるだけ安全にワーホリ生活をスタートさせたい人
- 女性
ひとりでワーホリへ行くよりも、友達と行った方が直面するトラブルを解決できる可能性が高くなります。お互いで助けあえるため、新天地での暮らしを安全にスタートさせたい方におすすめです。
また、海外のほとんどが日本より治安がよくないため、女性の場合はひとりで行くよりも友人と一緒に行った方が安全です。
留学生やワーホリの人たちの、アルバイト先や住まいでのセクハラやストーカー被害が目立つようになっています。
— Takeshi Sakamoto@🇦🇺無料留学相談 (@TakeshiSakamot) October 17, 2023
・身の危険を感じる場合は警察へ連絡
・大学生であれば大学のサポートへ相談
・各都市にある留学生サポート機関への相談
・領事館へ連絡
等、必要に応じて身を守るようにしてください。
上記のほかにも、女性ならではのトラブルをいくつか耳にしたことがあります。
たとえばシェアハウスの内覧へひとりで行ったところ、オーナーからセクハラを受けたという知人もいました。
シェアハウスの内覧は1人では行かないこと。特に女性は必ずクラスメイトや友達についてきてもらおう。そしてクラスメイトがシェア探しをする際にはついていってあげよう。 #失敗しないオーストラリア留学
— オーストラリア留学ワーホリ情報 (@aus_wh) January 8, 2012
ひとりで行かない方がいいのはわかりますが、そもそもひとりでワーホリへ来た人は頼れる人がいないor少ないので、やむを得ずひとりでシェアハウスを内覧する人も多いのが現状です。
上記の事情から、できるだけ安全にワーホリ生活をスタートさせたい人や女性は友達とワーホリへ行くのがおすすめです。
友達とワーホリへ行かない方がいいのはこんな人
下記に該当する人は、友達とワーホリへ行かずひとりで行った方がいいです。
- 自立心の強い人
- 上手くいかないこと経験だと思える人
自立心が強い人やうまくいかない状況も楽しめる人であれば、ひとりでワーホリすることによる苦い経験も乗り越えられるでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね!