東京で一人暮らししたいんだけど、お金がないと無理だよなあ。
でも東京生活をあきらめたくない。どうしたらいいんだろう…
まずは東京に実際住む際にいくらかかるのか、家賃や生活費の事態から知ることがおすすめだよ!
僕の実体験も含めて、東京で住む際にかかる費用や家賃などを抑えて生活する方法を紹介するね!
東京で一人暮らしにかかる費用の実態
株式会社AlbaLinkは東京で一人暮らしをした経験がある494人を対象に「初めての東京一人暮らしの家賃に関する意識調査」を実施しました。
出典:株式会社AlbaLink(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000055654.html)以下同
初めて一人暮らししたときの家賃については「6万円」(26.7%)が最も多く、次に「7万円台」(24.5%)、「5万円台」(17.0%)と続きました。
東京に暮らす場合は最低でも5万円以上の家賃を想定しておく方がよさそうですね。
東京で一人暮らしする際の家賃に関する満足度については、半数以上である52.8%が「まあ満足」と回答しました。
一方で29.6%の人が「やや不満」と回答しており、一定数の方が満足していないことが伺えます。満足した理由と不満な理由をそれぞれ見ていきましょう。
東京1人暮らしの家賃に満足した理由については「立地がいい」(129人)が最も多く、「相場より安い」(112人)、「築浅・リフォーム済み」(47人)と続きました。
東京1人暮らしの家賃に満足した理由については「家賃が高い」(123人)が最も多く、「部屋が狭い」(40人)、「立地が悪い」(21人)と続きました。
満足・不満の両方の理由から、家賃の高さと立地の良し悪しが東京の一人暮らしにおける大きな要因であることがわかります。
満足度はコストと住環境(立地や物件の新しさ)とのバランスに左右される傾向が強いと言えるでしょう。
上京するのに最低いくら貯金が必要なのか
上京するのに最低いくら貯金が必要なのかは、上京するときに働き先が決まっているのか、決まっていないのかで異なります。
各シーンごとに最低いくら必要なのか紹介します。
無職の状態で上京する場合
上京して家賃5万円の物件で一人暮らしをすることを想定とした場合、働き先が決まっていないのであれば最低50~65万円必要だと考えます。その内訳は下記の通りです。
- 賃貸物件の初期費用:15~20万円
- 3ヶ月分の生活費:30~40万円
- 家具家電の購入:5~7万円
上記の金額を揃えることができれば、東京で最低限の一人暮らし生活をスタートできます。
スキマバイトやUber Eatsで働いて生活費を賄うことも可能
上記の金額が用意できなくても、家賃の初期費用である20万円さえ用意して、あとは単発で働けるバイトやUber Eatsで生活費を稼ぐという手段も有効です。
東京にはタイミ―のように1時間単位でバイトできるサービスや、自分のタイミングで働けるUber Eatsなど、1ヶ月待たずとも現金を貰える働き方が多数あります。
そのため、働き先が決まっていなくても東京で働きながら生活の基盤を整えることができます。
僕はワーキングホリデー後に東京での生活を始めたときは、週払いのポスティングバイトをしながら最低限の生活費を稼いでいましたよ!
東京での勤務先が決まっている場合
東京での勤務先が決まっている場合、生活費は3ヶ月分ではなく2ヶ月分で問題ありません。
理由は上京して2か月目に給与が振り込まれるからです。
そのため最低限必要な費用の内訳は下記になります。
- 賃貸物件の初期費用:15~20万円
- 2ヶ月分の生活費:約15~20万円
- 家具家電の購入:5~7万円
上記の金額があれば何の問題なく東京での一人暮らしをスタートさせられるでしょう。
家賃なしで一人暮らしにかかる生活費はいくら?
家賃を含まない状態で一人暮らしにかかる生活費を、総務省が公開しているデータと現在東京に住んでいる僕の現状を紹介します。
総務省による家賃なしで一人暮らしにかかる生活費
総務省が公開している2022年度の家計調査では、一人暮らしでかかる費用として下記の内訳を公開しています。
・食料:約3万9,000円
・光熱費:約1万3,000円
・家具・家事用品:約5,500円
・被服及び履物:約5,000円
・保健医療:約7,500円
・交通費や通信費:約1万9,000円
・娯楽費用:約1万8,000円
・その他:約3万1,000円出典:e-Stat「家計調査」
上記の合計金額が13万8,000円なので、家賃と併せると20万前後になる可能性があります。しかし上記の中でもその他の費用や食費、交通費など、各個人のケースによって大幅に異なる要素もあります。
東京で一人暮らしをしている僕が毎月消費する生活費
僕は現在、東京のシェアハウスで一人暮らしをしています。シェアハウスなので複数人住んでいますが、同じ建物に住んでいるというだけで生活費それぞれ異なります。
そんな僕が一人暮らしで毎月消費する生活費の内訳は下記の通りです。
- 東京1人暮らしで毎月かかる費用の内訳
- ・食費:2万5000円前後
・光熱費:0円(シェアハウスの料金に含まれている)
・カフェ代:1万5000円前後
・交通費:5000円ほど
・通信費:3168円(楽天モバイル)
・娯楽費用:1万円前後
・サブスク費用:ジム(約8,000円)、チョコザップ(2,980円)、オンラインサロン(2,980円)、ChatGPT Plus(約3000円)
・年金:1万6,980円
合計:9万2,108円
僕の場合はフリーランスなのでカフェで仕事をすることが多いことや、複数のサブスクリプションへ加入していることもあり、上記の金額になりました。
カフェの費用やサブスクの費用を除くと、毎月7万円前後の支出に抑えることも可能。さらに食費や娯楽費を節約すると、毎月5~6万円で抑えられる可能性もあります。
お金がない人が東京で一人暮らしするとどうなるのか
お金がない人が東京で一人暮らしをするとどうなるのか、実体験も含めて解説します。
東京の家賃相場と一人暮らしの厳しい現実
東京で一人暮らしを始めようとすると、最初に直面するのは高額な家賃です。特にお金に余裕がない場合、東京23区内で物件を探すのは難しくなります。
ワンルームでも家賃の目安は5万円を超え、都心に近いエリアではさらに高額です。初期費用も家賃の数か月分に及び、敷金や礼金、仲介手数料などがかかるためまとまった金額が必要です。
お金がない人が初期費用を用意するのは難しく、安い物件を探すにしてもエリアの治安や物件の質を妥協せざるを得ないことが多いでしょう。
お金のない人が東京で一人暮らしすると、お金が貯まらない
お金のない人が東京で一人暮らしをすると、収入の大半が家賃と生活費に消えてしまい貯金できない生活に追い込まれます。特に東京では家賃が収入の3分の1以上を占めるケースが多く、家計を圧迫する可能性があります。
貯金がないと急な出費や病気などの不測の事態に対応することが難しく、リスクの高い生活となります。さらに交際費や趣味に使うお金も限られ、精神的な余裕を持つのが難しくなるでしょう。
生活の質を下げざるを得ないエリア選び
お金のない人が東京で一人暮らしをする場合は、家賃の安いエリアを選ぶ必要があります。しかし家賃が安いエリアは治安や交通の利便性が劣る場合が多く、生活の質が下がることが避けられません。
たとえば都心から離れたエリアでは通勤時間が長くなり、交通費もかさむことが考えられます。また、スーパーや飲食店が少ないエリアでは生活の利便性が低下し、必要な買い物や食事の選択肢が限られてしまいます。
東京で一人暮らししたいけどお金がない人はシェアハウスがおすすめ
これまでの内容でもわかる通り、東京での一人暮らしで最も大きいハードルは「賃貸の初期費用」と「家賃」です。
東京で物件を借りて一人暮らしをする場合、最低でも上記の費用を支払わなければ生活を維持することはできません。
しかし、シェアハウスに住むことでこれらの問題を全て解決できます。その理由は下記の通りです。
- 東京での一人暮らしにシェアハウスがおすすめな理由
- ・初期費用が安い
・家賃が安い
・光熱費が安い
上記のように、賃貸物件を借りる際の問題である費用を、シェアハウスに住むことで大幅に削減できます。
東京で多数のシェアハウスを展開している「クロスハウス」というシェアハウス管理サービスを例に見ていきましょう。
- 完全個室のシェアハウス「シェアドアパートメントの特徴」
- ・初期費用:3万円
・家賃(光熱費・共益費込み):最低月4万円~
・エアコン・冷蔵庫付きの完全個室
・キッチン、トイレ、シャワーなどの水回りは共有
・1か月単位で退去可能
・退去費用:1万5000円
出典:クロスハウス「シェアドアパートメント」
上記のように上京する際の初期費用としては、初期費用の3万円と初月の家賃4万円台の合計7万円台から東京生活を始められます。
また、1か月単位で退去できるため、シェアハウスに住みながら東京でバイトを始め、生活費が貯まったら賃貸物件へ移ることも可能。安いだけでなくこちらの都合に合わせて気軽に退去できるのも魅力です。
僕も現在東京の板橋区にあるシェアハウスに住んでます!
シェアハウスに住んでいる人の中には、アルバイトをしながら生計を立てている人が多く、シンガーソングライターとして夢を追っている人もいます。
お金がない状態で上京するための最適な方法
お金のない人が、東京で一人暮らししながら生活を送るために必要な条件は下記の通りです。
- 最低でも10万円の貯金がある
- シェアハウスに住むことを前向きに考えられる
- 単発バイトやUber Eatsで働くことを検討できる
上記の3つを満たすことができれば、誰でも東京で一人暮らしを始めることができます。
実際僕の住むシェアハウスでは、最低限の生活費をバイトや派遣で稼ぎつつ今後ことを模索している人や、バンド活動に専念している人などがいます。
みんな何かしらの背景を持って上京してきているので、シェアハウスに住むことが家賃を安く済ませるだけでなく、同じ境遇の仲間と出会う機会にもつながります。
とはいえ、この記事では分からなかった東京で一人暮らしする際の懸念点もあるかと思います。そんな方の相談にも乗りたいと思っているので、気になる方はぜひ気軽に連絡してくださいね!