シェアハウスのドミトリーに4年住んだ感想【神経質な人はやめとけ】

シェアハウス

「お金が貯まるまではシェアハウスに住みたいんだけど、一番安いドミトリー部屋ってどんな感じなんだろう?」

「実際にドミトリー部屋を使用している人の感想が気になる・・・」

このような疑問にお答えします。

僕は2015年からオーストラリアのワーキングホリデーがきっかけでシェアハウス生活をはじめ、日本に帰国した2017年から2021年までの4年間シェアハウスでドミトリー部屋に住んでいました。

シェアハウスのドミトリーは家賃が安いなどのメリットもありますが、ほかの人と一緒の空間で寝ることによるデメリットもあります。

そこで今回は、シェアハウスのドミトリーに住んだ感想やメリット、デメリットについて解説します。

シェアハウスのドミトリー部屋とは?個室との違いは

ドミトリーとは相部屋のことで、複数の2段ベッドが用意された1つの部屋に複数人住めるようにした部屋のことです。個室は1部屋に1人なので、ドミトリーとは大きく違います。

ドミトリー部屋に住んでいる人数はシェアハウスによって様々で、少なくて2人、多いところだと10人以上住んでいるドミトリー部屋もあります。

僕は2人用のドミトリー部屋に住んでおり、もう1人のシェアメイト2段ベッドを使用しています。

4年間シェアハウスのドミトリー部屋を利用した感想

約4年ほどシェアハウスのドミトリー部屋に住んでみて感じた感想を、メリットとデメリットに分けて説明します。

ドミトリー部屋のメリット

シェアハウスのドミトリー部屋を利用してよかったと感じた点は、とにかく安いことと、同部屋の人と仲良くなりやすいということです。

各メリットについて解説していきます。

ドミトリー部屋は激安でお得!その理由とは

最大の利点は家賃が激安だということです。因みに僕の部屋の家賃は33,000円で、シェアハウスの場所は練馬駅から徒歩数分なのでとても便利な立地なのです。

これだけ安い理由は、他のシェアメイトと同部屋になることと、部屋が狭くて建物自体結構古いからではないかと思ってます。

他にも、4人部屋と6人部屋、10人部屋があり、10人部屋に関しては家賃25,000円とめちゃくちゃ安いです。因みに光熱費とWi-Fi込みでこの値段です。

値段の安さはドミトリー部屋の最大の魅力なので、上京してお金が貯まるまでの間、できるだけ安いところに住みたいと考えている方に向いています。

同室のシェアメイトと話しやすい環境

同じ部屋で一緒に住むシェアメイトとは必然的に会話も増えます。

自分達の部屋のことからお互いのことまで、同じ空間に長くいるからこそ色々話す機会があり仲良くなる可能性も高くなります。

僕も今住んでいるシェアハウスの中で1番仲が良いのは同部屋のシェアメイトで、部屋や共有リビングで話したり、時々飲みに行ったりもします。

シェアハウスで過ごす中で色々な人と関わりたいと考えている方はドミトリー向けかもしれませんね。

ドミトリー部屋のデメリット

シェアハウスでドミトリー部屋を検討している方は要チェックです!ドミトリー部屋のデメリットについて解説します。

目覚ましやいびきなど、相手の生活音に影響を受ける

他の人と同じ空間で寝ることになるので、相手のいびきや目覚ましによって目を覚ましてしまうことが結構あります。

大人数のドミトリー部屋だと、色々な生活リズムの方がいるので朝はもちろん、夜に目覚ましのアラームが鳴ることもありますし、いびきがうるさい人がいると最悪です。

目覚ましアラームでなかなか目覚めなくて、数分間鳴りっぱなしにする人がいてトラブルになったこともあります。

やばい人と同部屋になる可能性がある

ここでいうやばい人とは、人に手を挙げるたり、物を盗んだりお金の貸し借りを求めてくる人を指します。

家賃が安いということもあり、お金に困っている人が入ってくる可能性が高く、そのような人から「3000円だけでいいからお金を貸してほしい。」というように声を掛けらたと別のシェアメイトから何度か聞きました。

ドミトリー部屋は冷蔵庫も共有ということもあり、冷蔵庫の食べ物を盗む人もいますし、トラブルになったときに殴りかかってくる人も稀にいます。

これらの出来事は全て2万円台で住める6人以上のドミトリー部屋で起こった出来事です。

あまりにも値段が安いドミトリー部屋を選ぶ場合は、デメリットの可能性も知っておくことをおすすめします。

プライベートが存在しない

シェアハウスのドミトリー部屋にはプライベートが存在せず、唯一ベッドの中だけがカーテンで仕切られていて、他の人に見られない空間になっています。

ベッドの中にいても周りの音や匂いの影響は受けるので、完全なプライベートとは言い難いんですよね。

リビングには誰かしらいる可能性が高いので、1人でゆっくりすることが中々できない環境というのはドミトリー部屋のデメリットだと感じています。

シェアハウスのドミトリー部屋に向いている人そうでない人

ドミトリー部屋に住んでもうまくいく人とそうでない人の特徴を表でまとめました。

向いている人
  • 周りの雑音が気にならない
  • 人と話すことが好き
  • できるだけ安く住みたい
向いていない人
  • 神経質な方(臭いや音に敏感)
  • 人とあまり関わりたくない
  • 1人になれる空間が必要

ざっくりまとめると、細かいことが気にならない人は向いていて、その逆である繊細な人は向いていないと感じています。

シェアハウスのドミトリーを利用する前にチェックすべきこと

快適なシェアハウスライフを送るためにも、ドミトリー部屋の利用を考えている方は次の事柄をチェックしておきましょう。

ベッドはカーテンで仕切られているかチェック

シェアハウスのドミトリー部屋は、各ベッドにカーテンが取り付けられていることが多く、ベッド内にプライベート空間を作ることができます。

カーテンが無いと自分のベッド空間が丸見えなので、電気がついていると中々眠れなかったり、周りの視線が気になるかもしれません。

荷物を置くスペースは十分確保できるかチェック

一人ひとり荷物を置くスペースが確保されているかもチェックしておきましょう。少なくても数か月単位で住むことになるので、旅行バッグや衣類、調味料、洗面用品など最低限自身が使用できるスペースがあるかどうかはとても大事になります。

荷物を置くスペースが少ないとベッドに置くことになってしまい、ただでさえ狭い2段ベッドがより狭くなってしまいます。

快適にドミトリー生活を送るためにも収納スペースの広さは要チェックです!

シェアハウスのドミトリーは治安が悪い可能性が高い

シェアハウスのドミトリーに住んだ結果として「安い分色々な人が入りやすくて治安が悪くなる」というのが正直な感想です。

激安ではなくても平和にシェアハウス生活を送りたい場合は、個室の物件を提供しているシェアハウスに住むことがおすすめです。

個室であれば自分のプライベート空間を確保できるため、ドミトリーに比べて盗難のリスクや騒音問題に悩まされる可能性も少なくなります。

シェアハウスのドミトリーに住んだ感想のまとめ

シェアハウスのドミトリー部屋は、家賃が安くて人と話せる機会が多いですが、その反面お金に困っている人が入ってくることもあり、トラブルに遭遇する確率も高くなります。

僕の経験談だと、家賃2万円台のドミトリー部屋はやばい奴が入ってくる可能性が高いので、極力面倒ごとは避けたいと考えている方は、3万円以上の部屋をおすすめします。

いい点も悪い点も理解して、充実したシェアハウスライフを送りましょう!

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