Webライターって最近よく聞くけど、自分でもできるのかな?
それとも、簡単になれるほど甘くないのかな?
甘くないのだとしたら、どんなところが該当するのか知りたいな!
上記のような方に向けて、今回はWebライターとして2年以上活動している僕が、Webライターは甘くないなと実感したことについて紹介します。
- この記事を書いている人
LancersのURL:https://www.lancers.jp/profile/machidai
Webライターという仕事は簡単に始められるものの、想像以上にシビアな世界なので挫折率が高いのも事実です。
この記事を読むことで、Webライターの甘くない現実とそれでも続けているメリットについてわかります。
また、Webライターとはそもそも何なのか理解に不安がある方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
Webライターとは?仕事内容から年収まで現役Webライターが徹底解説
Webライターが甘くない6つの理由
実績とスキルがない時期は単価が安い
単価の高いライティング案件を受注するには、これまでに執筆してきた実績や専門知識、クライアントの商品を売ることができるライティング能力が求められます。
Webライターを始めたばかりのときは、過去に執筆した実績がなくて読みやすい記事を書くスキルもないため、単価の高い案件に応募しても受注できる可能性がかなり低いです。
下記の案件を例に見ていきましょう。
1文字あたり3円と、ライティング案件のなかでも比較的高単価な案件です。
ライターの条件には、SEOライティングができて読者に読まれるキャッチーなタイトルをつけられる人が求められています。
上記のように、高単価の案件を獲得するにはさまざまなスキルが求められます。
単価の低いとされている1文字あたり1円の案件も見てみましょう。
CBDに関するサイトの案件なのですが、指示書通りライティングを行うこと以外に求められていることは特に見当たりません。
単価の高い案件と安い案件を比較してわかる通り、SEOライティングができると証明できる実績やスキルがないと高い案件を獲得できないのが甘くないところです。
収入が安定しにくい
ライティング案件は下記のように契約を終了することがよくあります。
上記2つは実際に僕が担当していた案件で、双方とも2022年中に契約終了となっています。
双方ともとても良好な関係性でしたが、サイトに必要な記事数に達したことや、会社の資金面でライターの外注を停止するといった理由で案件終了となっています。
ライティング案件が途中終了する理由のほとんどが
会社の資金面による都合だったよ!
このように途中で収入源が無くなることがよくあるので、そのたびに
「Webライターは甘くないなぁ」
と痛感しています。
孤独感を感じやすい
Webライターとして独立すると、会社の同僚や上司という存在がいなくなるので日常で話す回数が減ります。
友達がたくさんいたり、実家に住んでいたりすると話す人に困らないと思いますが、ひとり暮らしで友達が少ない場合、人と喋る機会がなさすぎて孤独感を感じやすくなります。
僕は人と話すのは好きだから、シェアハウスに住んで人と関われる環境を作りながら
フリーランスのWebライターをやっているよ!
また、完全にひとりで仕事をするので、Webライターとしてのキャリアや仕事で分からないことなどの、ざっくばらんに話せる人が周りにいないのも孤独感を感じる理由のひとつです。
リサーチがとにかく地道
「Webライター=調べる仕事」といっても過言ではないくらい、Webライターの仕事はリサーチが重要です。
たとえば「動画編集 パソコン おすすめ」というキーワードをもとに記事を書く場合、動画編集に必要なスペックやパソコンの種類、動画編集に役立つ機能などさまざまなことを調べながら記事を書きます。
Webライターのリアルって、記事を書く時間よりも調べてる時間の方が長いんだよね
リサーチする時間が長いのに単価は文字数で決められているということもあり、Webライターが割に合わないと感じる方もいるでしょう。
このように、とにかく地道にリサーチして記事を書くことが必須なのも甘くないポイントのひとつです。
好きなことばかり書けるわけではない
ライティング案件は、LancersやSNS、検索エンジンなどで探すことが多いですが、自分が好きなことや得意なことに関する案件はなかなか見つかりません。
フリーランスとしてWebライター1本で食べていく場合、生計を立てるためにもあまり関心のないジャンルの記事案件を受注することもよくあります。
好きなジャンルの案件を見つけるには、毎日案件のリサーチを欠かさないことが重要です。リサーチしなかった間に好きなジャンルの案件募集が始まり、確認した頃には終わっているということはよくあります。
自分のタイミングで好きなことを書けるほど甘くないのがWebライターの現状です。
もしものときに守ってくれる存在がいない
会社の業務で失敗した場合、自分に問題があっても上司や会社が責任をとってくれることが多いかと思います。
しかし、Webライターとして副業や専業で案件を担当する場合、自分の失敗や不注意によるミスは全て自分が責任を取らなければいけません。
たとえば、体調を崩して案件の納期に間に合わなかったり、自分のミスで大幅な修正が加わったりすると、全て自分で対応する必要があります。
僕の実体験だと、Webライターをはじめたばかりのとき、記事のレギュレーションをしっかり読まずに書いてしまい、クライアントから大幅な修正依頼が来たことがあります。
また、新型コロナウイルスにかかったときも、担当先への連絡や納期延長のお願いなどの段取りを、体調が悪い中行いました。
このように、もしものときに全て自分で対処しないといけないところが、副業やフリーランスでWebライターをすることが甘くないというポイントです。
Webライターは甘くないのに2年続けている理由
年々収入が安定している
2年間Webライターとして活動している僕の現在の収入は、月に13万円ほどです。
めちゃくちゃ少ないですが、Webライターとして独立した1年目の月収は5〜6万円で、補助金をもらったり、貯金を崩しながら生活していました。
未だに月収はバイトほどですが、大きく上下することなく安定しているところが大きな成長だと感じています。
このように、2年続けてもバイトくらいしか稼げないという甘くない世界ではあります。
しかし、地道に続けることで実績やスキルが上がっていき、収入もゆっくり上がりつつ安定しているので将来性を感じています。
好きな時間に好きな場所で働ける
僕がWebライターを続けている1番の理由です。
天気がいい日は散歩がてら近くのカフェに行って仕事したり、雨の日は家でコーヒーを淹れて仕事をしたりと、シーンに合わせて働く場所を変えられるのが最高すぎるんですよね。
あと、好きな時間に起きられるのも素晴らしいです。
朝の方が生産性が高いので9時には起きるようにしているのですが、会社に出社するために起床時間を決めるのと、自分のために起床時間を決めるのでは全く違うんですよね。
このように、働く環境と時間を自分勝手に決められるのがWebライターを続けている一番の理由です。
人間関係のストレスが少ない
Webライターの仕事はネットを使ってテキスト中心でやり取りすることが多いため、人と直接関わる機会がほぼありません。
人と関わる機会が少ないので、必然的に人間関係のストレスも少なくなります。
しかし、案件によっては定期的にミーティングを行うこともあるので、クライアントと馬が合わなかった場合はストレスに感じるでしょう。
どうしてもクライアントと合わない場合は、こちらから案件の継続を断ってほかの案件を探せるのもWebライターの魅力だと感じています。
会社員だと、嫌な同僚と距離を取ることが難しい場面も多々あるので、人間関係の選択を自由にできるところがWebライターを続けている理由のひとつです。
幅広い知識が身につく
Webライターは自分が好きなことばかり書けないと説明したように、自分が知らないジャンルの記事を書くこともあります。
自分が知らないことに関する記事を書くことで、幅広い知識が身に付くところもWebライターを続けていて面白いと感じているポイントです。
たとえば「シャワーとお風呂のガス代はどっちがお得か?」という記事を書く場合、記事を納品して収入を得るだけでなく自分の日常生活にも役立ちます。
ライティング案件を通して知識が増えていき、実生活で役立つことを実感しているところもWebライターの面白さであり、続けている理由です。
Webライターは甘くないが環境を作ることで乗り越えられる
Webライターという仕事は決死で甘くないですが、困ったときやしんどいときに相談したり教えてもらえる環境があれば、ひとりでやるより乗り越えやすくなります。
たとえば、ライターのコミュニティに属することで、案件を獲得できる方法やコミュニティ内で募集されている案件を獲得できることもあります。
僕もいくつかのオンラインサロンに入ってるよ!
これからWebライターを始める方におすすめなのが、スクールとコミュニティが一体となっているサービスです。
なかでも、ライティングハックス(Writting Hacks)は、未経験者がライティング案件を受注できるレベルまで学習できます。また、卒業後は受講者限定のコミュニティに無料参加できるのでおすすめです。
Webライターという仕事は甘くないですが、効率的にスキルを身につける環境と継続することで確実に収入を得られる仕事です。
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